乳がん予防も期待できる

女性特有の病気といえば、乳がんや子宮頸がん、子宮内膜症、子宮筋腫などがあげられます。
子宮に関する病気は、不妊や流産などの原因につながる可能性が高い深刻な問題です。

それ以上に死に関わる大きな病気として乳がんや子宮頸がんがあります。
乳がんに関しては、１６人に１人の割合で発症するといわれています。
それだけ多くの人が将来乳がんになるリスクが高いといえます。
そこで乳がんになりやすい条件はあるのでしょうか。

乳がんの危険性が高い人としてあげられるのが、初潮が早い人、妊娠出産をしていない人、閉経が遅い人があげられます。
また閉経後太っている人は、乳がんになりやすいといわれています。
これらの理由に共通していえることは、女性ホルモンのエストロゲンの関係があるということです。
初潮が早い人や閉経が遅い人は、卵巣機能が働いている期間が長く、エストロゲンの分泌量が多くなっています。
さらに妊娠や授乳中は排卵がない状態が続くため、妊娠していない人に比べるとエストロゲンの分泌量が少なくなります。
エストロゲンの分泌量が多いほど乳がんのリスクが高いといえます。

このことから考えると女性ホルモンのエストロゲンに似た働きがあるプエラリアミリフィカは、乳がんのリスクを高めるということでしょうか。
プエラリアミリフィカは、女性ホルモンの働きを活発にすることで、美白効果や生理不順など美容効果が高いものとして人気が高いです。
特にバストアップに関しては、乳腺を発達させる効果があり、乳腺の周りの脂肪が増えることでバストアップにつながります。
なので多くのバストアップサプリメントの原材料として使用されています。
乳がんに危険性があるのであれば、いい効果があっても摂取するのが怖いと思う人も多いでしょう。

現状ではプエラリアミリフィカの摂取と乳がんの関係性が確実あるとは言い切れません。
しかし過剰摂取した場合は、女性ホルモンのエストロゲンが増えすぎてしまうため乳がんの発症の可能性が高いです。
そのため既定のプエラリアの摂取量はしっかり守るということが何よりも重要です。